こどもたちに絵本を
    好きになってもらいたくて・・・

           Part I   

ボランティアでこんなこともしてました。

 
幼稚園の絵本の部屋のやさしい陽の光が入る場所に、子供をさり気なく絵本の部屋へ誘うディスプレイをしていました。
 この図書室が完成する頃、次男の通っていた幼稚園の先生から「絵本の部屋にウォルドルフ人形を」とお話をいただいたのですが、「私の考えでやらせていただけるなら」とお返事をし、子供達がいごこちよく絵本に親しめる空間作りを始めました。
 その時々の季節感を大切に、絵本の作者の思いやそのお話の世界を壊すことのないよう配慮し、子供の目に優しく写るものを、手ざわりのよい素材を使い手作りします。
 ”子供にこの絵本を届けたいから””今の季節にあう絵本を”など思いを込め、時間を費やして作ります。

 例えばクリスマスツリー飾りの中のたったひとつのくつしたを編むのに二時間はかかります。
 でもこうした手作りのもので飾られたツリーは温かく優しく子供の心に届きます。

 そして子供をクリスマスの絵本の世界へと誘います。
 この子供達が絵本に手をのばしたくなるようないごこちのいい空間づくりは、次男が卒園するまで2年半ほど続けました。二人の子供を育てながらの日常の忙しさ、資格を取得するための勉強、そしてこのディスプレイ、毎日夢中ですごしていました。作品はいつの間にか50以上になっていました。その一部をご覧下さい。


     
子供達が毎日しあわせでありますように。

     よい絵本との出会いがありますように。

     いつかその絵本やこの絵本の部屋での思い出が、

      あなたを支える宝物のひとつになりますように。

                子供たちへこころをこめて


(写真をクリックすると大きくなります。)
  虹色のてるてるぼうず
あじさい模様のフェルトクロスと
かたつむり      
   海辺のぐりとぐら
 手紙の入ったガラスびん

    『海辺のぐりとぐら』
羊毛をフェルト化して作った
畑のすいか
元気な背の高いひまわり 

   『すいかのたね』   
 大きな木の家をそっと
  のぞいている女の子

   『三びきのくま』
『せんたく母ちゃん』    
 月から地上への降りてくる
    つきのぼうや

    『つきのぼうや』
『コロボックル』  
木の実で作った雪ん子 雪だるま
   窓に映る雪景色
目でお話するお母さんと赤ちゃん 
暖かく包まれて     
     
   『ペレの学校 お母さんと赤ちゃん』
 雪の上で遊ぶ白うさぎ

『ウォルドルフの動物たちより』
晴れ着(和服) 和布で作った飾り 
  季節の花とともに      
(写真をクリックすると大きくなります。)
 七人の小人たち
『みにくいアヒルの子』    
         ロバ
 (ウォルドルフの動物たちより)

    『ブレーメンの音楽隊』


男の子とひつじ    
      
『ひつじぐものむこうに』  

    白くまの親子
 (ウォルドルフの動物たちより)

  『村一番の猟師アイパナナ』
『そらまめくんのベット』 
 『ぐりとぐらのおきゃくさま』
 こたつ   
 
『冬の日』  
   『わたしのワンピース』
『ちいさなひつじとちいさなてんし』 
  『ちょっとまって』